この歳で初めてブレードランナーを見た雑感
こんばんは。
昨日から今朝にかけて、初めてブレードランナーを見ました。
ブレードランナー ファイナル・カット 製作25周年記念エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: Blu-ray
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御存知の通り、名作中の名作と言われている一本です。その後の様々なエンタメ作品に影響を与えた一本としても知られていますよね。確認したんですが、ブレードランナーって今から30年以上前の映画なんだそうで。なので、初っ端から期待値低めだったんです。
しかしいざ見てみると30年前の映画とは思えないぐらいに素晴らしい一本でした。
初っ端の雰囲気からしてもう最高じゃないですか。びっくりするぐらい暗い街にネオンが煌き雨が降る。そんでもって空に変な飛行船が飛んでゲイシャの広告が出ていて、車は当たり前のように飛んで、そんでどう見てもちゃんと設計していないだろうパイプが外壁を覆った建物が建ってるんですよ。*1
この時点でたまらないなぁとよだれをダラダラ流しながら見ていたんですが、こんな雰囲気の中で繰り広げられるレプリと人間のやり取りもまぁたまらなくて。自我に目覚めて生きたいと思い、本来の人間よりも短く設計された死に恐怖している様って、人間よりも人間らしい感じがします。
ただ、実は気がかりな部分というのもありまして。それがなんかこう、この映画からはテンプレっぽい感じがして、思い切り楽しめなかったんですよ。自我に目覚めるだの独特の雰囲気だのも、正直どっかで見たことある感じが否めなかったんですよね。
でもこれってよくよく考えたら、そのテンプレや既視感の原点がこの作品に存在しているわけで、そう考えるとこの一本の存在が如何に大きなものであるかがよく分かります。こう考えると、いろんな人が「一番最初に名作を見ておけ」と言うのも納得です。
でもやっぱり感想書きづらいなぁ……。面白かったんだけど、テンプレ臭がすごくって、よくある感を先に感じてしまってどうもうまく文章にできないのです。やっぱり名作を先に見ておくべきでした。
そんなわけで書けないので以上です。次回こそはMGSVの話かな?
ちなみに真っ先に思い出したのは御存知の通りスナッチャーです。
KOJIMA PRODUCTIONS - HIDEOBLOG
このページで小島監督本人がストーリーを語っていて猛烈に面白いのでぜひ。