一ヶ月で応用情報技術者に合格したので参考書とかいろいろ書く
こんばんは。
https://twitter.com/zyusou/status/677777205179600896
褒めてくれる人が誰も居ないのでTwitterで褒めてもらおうとする可哀想な学生です。
応用情報技術者合格してました。やったぜ。基本情報を受験した時よりも全然準備出来ていなかったので結構不安だったんですが、合格してました。いぇーい。ぴーすぴーす。
今回は基本情報に受かった時も書いたように、勉強した内容とか書きます。アフィ記事ですかって聞かれたら、アフィ記事ですって答えます。
私のスペック
情報系の学生です。昨年の秋季の基本情報技術者に合格しました。それ以降はほとんど過去問にも触ってなかったので、大体1年ぐらい試験から離れた生活を送っていました。勉強を開始したのは試験から大体ひと月前ですから、一ヶ月勉強して合格したことになります。
午前問題
午前問題はとにかく数を解かないとどうしようもないなぁ、という感想。御存知の通り応用情報技術者の午前問題はかなりの割合が過去問題から出題されています。ちゃんとしたソースが見つからないので参考程度に考えて欲しいのですが、だいたい4割ぐらいは過去問題から出題されるようです。
私は午前問題の対策はこのページの過去問道場でほとんど行っていました。あとで参考書も紹介しますが、参考書は本当に少ししか使いませんでした。午前問題対策の7割程度はこのページで勉強していたと思います。
この過去問道場、平成17年から直近までの過去問が掲載されています。さすがに10年分解くのってダルそうですよね。ダルくないっすか。私は嫌です。だから解きませんでした。
というのも、古い問題にはその時に使用されていた技術等が載っているので、今見ると「なんすかそれ」と言いたくなるような単語が結構あります。ですから、直近の問題だけ解いたほうが効率的です。
また、過去問題も出題形式が変わっていませんから、その前の過去問題から出題されています。その過去問題も、そのまた過去問題から出題されて……という形になっています。要するに、最近の問題を解くことでその前の過去問題もある程度カバーする事ができます。基本的には直近10回分もやれば十分だと思います。私はそれぐらいか解きませんでした。
また、解いた時間は大体毎日50~100問程度です。空いた時間で頑張ってちまちま解きましょう。1ヶ月もやれば「この問題、進研ゼミでやった問題だ!」ができるようになります。
午後問題
ぶっちゃけた話をすると、午後問題ほとんど勉強していません。前日に参考書の解説を読んで、ふーんってやったぐらいです。
というのも、午後問題は勉強してもどうせ同じ問題は出ないので、勉強する意味って実はあんまりないんじゃないかと思っていたからです。さすがに出題される形式やキーワードだけは理解しておくべきだと思うので、試験が近くなったらおさらいがてら軽く問題をさらう程度で良いと思います。
また、この時に自分が解く分野をある程度決めておき、その分野について午前問題などを使って重点的に対策を取ると良いと思います。というのも、午後問題は一問解くのもそれなりにダルいです。何と言っても文量が多く、試験でもない限りこれをガッツリ読んで勉強するというのはなかなかに骨が折れます。できるだけ解く問題を少なくするためにも、決めきってしまったほうが良いでしょう。
そして、ここで大変重要な情報なのですが、ここ数年監査の問題は激烈に簡単だったそうです。実は今年の秋季試験終了後にTwitterで「監査の問題は国語の問題」「ヌルすぎて笑いそうになった」などと言われる程度に楽だったそうで。私はそんなの知らなかったので普通に別の分野の問題解いていたので大変後悔しました。次回の試験でどうなっているかはわかりませんが、選択肢の一つとして覚えておくと良いと思います。
ちなみに私が解いた午後問題は、
問1
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情報セキュリティ
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問3
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プログラミング
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問4
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システムアーキテクチャ
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問5
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ネットワーク
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問7
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組込みシステム開発
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でした。
個人的に組み込みシステム開発はプログラミングを選択した人は間違いなく楽に解けると思うのでおすすめです。境界条件とか聞かれてちょっとワクワクする人は楽しいと思います。
まとめ
午前問題を解きまくろう。午後問題は一週間前ぐらいにさらっとやって理解しよう。
これだけ分かっておけば多分大丈夫なんじゃないかと思います。一応勉強時間を書いておくと、平日1~2時間、休日は3~5時間程度です。基本情報と結構かぶっていることも多いので、基本情報に合格した人ならこれぐらいやれば大丈夫なんじゃないかと思います。
あと、一応アフィ記事なので参考書を晒しておくとですね。
平成28年度【春期】応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
- 作者: 加藤昭,高見澤秀幸,矢野龍王
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
基本情報の時もお世話になった技評のパーフェクトラーニング過去問題集を強くおすすめします。解説の丁寧さと見開き2ページで問題と解説が完結していて勉強しやすいです。その割に安いのも嬉しい(税込みで2030円)。
が、先程も書きましたがぶっちゃけあんまりこの本使ってないんですよね……。一応使いはしましたけど一周したぐらいだったので、正直「参考書買わなくても良いんじゃね」って言われたら、アフィ記事ですけど「はい」って答えてしまいます。そんな感じです。
おまけ
どうでもいい情報かもしれませんが。
ここのPDFを読むに、諦めているのかなんなのか知りませんが、午前を受験した人間の半分が帰っています。要するに何が言いたいのかというと、実は受験そのものをしていない人間が大勢いる試験だから、合格率が低くなっていると言えるでしょう。
ですから、合格率が3割切った試験だからといって怯まないで、普通に勉強して、普通に受験しましょう。ちゃんとやった人はちゃんと受けて、そしてちゃんと受かっているはずです。
あくまで個人の感想ですが、午後問題は半分ぐらい運だと思うので、午前だけ勉強して午後勉強できてないって人はとりあえず受験するだけしてみたほうが良いと思います。案外なんとかなるかもしれません。
こんな記事が役に立つのか分かりませんが、受験する皆様の健闘を心からお祈り申し上げます。
なんかこんなふうに書くとお祈りメールっぽくて嫌ですね。とりあえず頑張ってください。以上です。
高専生活する上でかかるお金について生々しく書く【Kosen Advent Calendar 2015 9日目】
この記事はKosen Advent Calendar 2015の9日目です。
前日はsd_ts1017さんの「高専卒で就職した私に降りかかった恐怖」についてでした。更新が来たらこの下にリンクが有るはずです。
まず軽く自己紹介。じゅうそうと申します。SNCTの専攻科に居ます。来年からは大学院生です。専攻は情報工学ですが、プログラミングが大変苦手で、ゲームやったりブログ書いたりしています。最近ようやく重い腰を上げてゲームエンジンを触り始めました。将来はゲームの企画やる人になっているといいなぁ。
はじめに
みなさん、お金好きですか?私は大好きです。お金があれば大抵のことができます。意識高い感じで書けば、勉強をすることができます。意識低い感じで書けば、アイマスのLIVEにいけます。*1
今回は意識高い感じです。この記事では高専生活でかかるあんなお金やこんなお金の話を生々しく書いていきます。こんな記事どこに需要があるんだって話なんですが、そもそも高専の学費に関しては色々と面倒な事が多いです。学費の免除や、公立高校+専門学校との比較、高校無償化との関連など、思いついただけでもなかなかに面倒そうなことがいっぱいです。
そんな内容を入学前に聞くには、当然各高専の学生課に連絡を取るのが一番手っ取り早いのですが、入学するかどうかもわからない状態で学校側に連絡を取るというのはそれなりにハードルが高いです。だったらその前にちらっと読めそうな記事があったらいいだろうなと思いました。ゆえにこんな記事書いてます。
この記事が高専に入学を考えている人の助けになれば幸いです。あと、既存の高専生については、あるあるネタや節約ネタを楽しんでいただければ。
かかるお金の内訳
まずはかかる金の内訳についてざっくりとリストアップしていきます。もちろん各高専によって内容は変わってきますから、参考程度に見ていってください。
- 入学料
- 授業料
- 教科書・教材代
- 保険
- 学生会費
- 後援会費
- 交通費
- (インターネット、PC代)
だいたいこんな感じです。
だいたいどこの高専でも入学料が10万円程度、授業料が25万円程度で、初年度の学費は35万円ぐらいですとか言ってます。
このページ見ていただけると分かるんですけど、実は教材費が馬鹿になりません。というのも、学科によっては製図用の道具を一式揃えるとか、工場で作業するための作業着とかを買わなければいけないからです。この辺りは専門的な内容を勉強するため仕方がないと割り切るしかないと思います。一応、教科書に関しては節約する方法があるので後ほど説明します。
最後に括弧書きでいれておきましたが、高専で学生生活を送る上で、自宅にインターネット環境とレポートが書ける環境(OfficeでもTeXでもなんでも入ってるノートパソコン)は無いと生きていけないと思います。
だいたいどの高専にも学生が自由に使えるパソコンはあると思いますが、それだけで生きていくのはかなり辛いと思うので、入学を考えているなら購入することをおすすめします。
この辺をふくめると、大体年額で50万は余裕で超えて、60万行くか行かないか、ぐらいになるのではないかと思います。ただし、高学年になればなるほど新規に購入するものも減ってくるので(授業数が減り準備する教材の数も減るため)、実際はもう少し少なくなるかと思います。
授業料免除について
さすがにこれだけ払うとなると結構厳しいなと思う方も多いと思います。そのため各高専では所得に応じた授業料免除制度を設けている事が多いです。ちなみに私は母子家庭で生活している人間なので、これがないと本当に高専に通えませんでした。
各高専がやっている授業料免除については、受けるための条件がだいたい2つあって、片方は親の所得、もう片方が本人の成績です。前者が「払える人間には払ってもらう」という意味であるのは当然として、後半の方は結構厄介だったりします。
そもそも高専に入学している連中は、良くも悪くも頭の回転が速い人間が多そうで、その中で成績を維持するのは結構大変に思うかもしれません。実際これは本当にその通りで、頭の回転が速いやつは本当にゴロゴロ居ます。
しかしながら(あくまで主観ではありますが)、そのすべてが真面目に勉強して成績を維持しようとするかというと全然そんなことはなくて、あえて手を抜いている人もたくさんいます。そういう人たちと同じように朝学校ですぐに3DSを開いてみんなでモンハンしたり、深夜遅くまでポケモンの厳選をしたり、授業中にスマホでアニメや漫画を見たりしないで、入学して真面目に勉強して先生にわからないところを聞いていれば大体なんとかなります。いや、別に遊んでも全然大丈夫ですけど、遊びすぎていると簡単に内容が分からなくなるので、ゲームは一日5時間ぐらいにとどめておくといいと思います。
また、経済状況によっては成績基準のほうがゆるくなるという噂も聞いたことがあります。当然この辺は学生課の人に聞いても教えてくれるわけがないのですが、ある程度融通は効くもんだと思っておいていいと思います。
高校無償化と高専の学費
高校無償化というものがあります。もちろん高専と高校は別物なのですが、高専の1~3年次に限り、高校無償化っぽいものが適用されます。
これは、公立高校の学費分を高専の学費から引き算して、残った金額を請求するようになっています。これで授業料から10万円ぐらい減ります。おいしいですね。
ちなみに私立の高校は、下記引用文のようになっています。
特に、私立高等学校等においては、授業料等の経済的負担が重いことを踏まえ、私立高等学校等に通う低所得者世帯等の生徒に対しては、世帯の収入に応じて、就学支援金を加算して支給します。
これと同様に、高専の学生においても、経済的理由によって国が出してくれる金額が増額されることもあります。ありがたいですね。
先ほどの授業料免除と高校無償化の違い
いま説明した高校無償化の話と、先ほどの免除の話は似ているようで実は結構違います。
ちょっとわかりづらいと思いますが、先ほど説明した授業料の説明は、高専の4・5年生、そして専攻科の1・2年生の学費に関する話で、各高専(あるいは高専機構)で完結しています。
これに対してこの制度は、高校無償化の拡張版であることから、高専1~3年生までの学費に関する話で、各高専と国(というか文科省)が関わっています。
この違いが何を意味するのかというと、免除に関する手続きや提出書類が変わるということです。一番困るのが切り替わりの4年生のときで「去年と同じようにあれをいつまでに準備すればいいんでしょ」みたいな感じで呆けていると痛い目を見る可能性があります。十分注意しておきましょう。
学費免除関連手続きのやり方
一応、免除関連の手続きをどのように行うかについて説明します。まず各高専の学生課から学費免除に関するアナウンスがあるはずです。このアナウンスは高専にもよるのでしょうが、年度のかなり早い段階で連絡があり、ヘタすると始業式前(4月2日など)に連絡がある場合があります。ですので、3月から4月にかけての年度の変わり目は、できるだけ目を光らせて校内掲示板や学校のホームページを見るようにしてください。
アナウンスを発見したら、当たり前ですがそのとおりに従ってください。大体の場合、学生課に行って申請書類を貰って、書類を整えて提出するという形になるはずです。この手のものは初めてだと想像以上に時間がかかるものですから、できるだけ余裕を持って作成するようにしましょう。また、わからないところを書き込んでもう一回書き直ししたり訂正印を押したりするのは大変面倒ですから、わからなかったら空欄にしておいて学生課で確認することをおすすめします。
この申請書類はなかなかの曲者で、書き上げたつもりでもだいたいどこかしらに不備があることが多いです。要するに、申請の締切ギリギリに初回提出をすると痛い目に会う可能性が高いです。ですから、できるだけ早く書類を整え一度提出して、直すべきところを見つけておくべきです。
ざっくりまとめると、免除に関する事柄はとにかく早く動くべき、です。これだけ守っていれば、たぶん大丈夫です。あとは学生課の人に頼りましょう。
学生課を信用してはいけない
と、言ったところでいきなりこんな話題をぶっこみます。信用してはいけない、というとさすがに言いすぎですが、それでも学生課が確実に信用できるとは言えません。理由はとても単純で、分かっていないことを分かったふりする人間がいるからです。
実は以前、学生課の免除や奨学金担当の方が居らっしゃらない場合に対応して頂いた人に、誤った説明をされたことがありました。最終的には免除の申請は通ったので良かったのですが、それ以降私は学生課を完全に信用できなくなりました。
そこまで言わなくてもと思う方もいるかもしれませんが、なんせ数十万の金が関わっている話です。できるだけ話がわかる人を選んで尋ねる、あるいはその人がいない時は出直すぐらいでもいいと思います。いずれにせよ、慎重に慎重を重ねて行動するべきです。
教科書をAmazonで買う
さて、授業料について永遠と話してきましたが、ここからはもうちょっと学生生活に寄った話をします。まず授業をうける上で必須である教科書についてですが、高学年になればなるほどみんな学校経由で買わなくなります。
御存知の通り、学校の生協を経由させると教科書は10%引きで購入することができます。これだけでも十分じゃないかと思う人もいますが、それでも教科書は大体の場合専門書であることから、結構なお値段がしたりします。低学年だと科目数も多いため、数万円になることもザラだったりします。こんなもん毎回馬鹿正直に払うなんて、たまったものではありません。
そのため学生たちは教科書が指定された瞬間にAmazonへアクセスし中古で発注をかけます。高専で使われる教科書(とくに高学年で使われているもの)は専門書としてAmazonで取り扱っていることが多々あるため、普通にAmazon経由で買えます。当たり前ですが中古の教科書であっても授業をうける上で支障はきたしませんし、なにより安いのがうれしいところ。数千円する本が送料込みで数百円で買えます。
ただし、注意点がいくつかあって、だいたいどこの高専(というより工業系の学校?)でも同じような現象が起きているのか、4月と10月になると一斉に発注がかかるらしく、中古の在庫がなくなる事があります。ですからできるだけ急いで発注をかけないといけません。
また、中古で版が古いと教科書として使えないこともあります。この辺りは担当の教官に確認するか、賭けに出るかの2択です。ちなみに使えなかった場合は、新しい教科書を買わなければいけない場合が多いです。要するにそれなりにリスキーだったりします。もちろんやるなら自己責任でお願いします。
奨学金について
私は専攻科に所属してから奨学金を借りるようになったのですが、高専は本科(1~5年生)の間も奨学金を借りることができます。
詳細についてはこのURLを見てほしいです。また、元来の趣旨と異なる話で申し訳ありませんが、こればっかりは各高専の学生課に問い合わせをお願いします。特に予約採用(入学してすぐに借りれるようにする)については知識が全く無いので……。
基本的に奨学金の書類に関しても、学費免除の申請と同様に学生課を通じて行う必要があります。こちらについても〆切を守れなかった場合は何もなかったことにされますから、できることなら〆切一週間前に提出して書類の不備に対応できるようにすることをおすすめします。
払った学生会費・後援会費を使う
この項では、語弊がある言い方なんですが、払ったものを最大限使おうとする努力について話します。例えるなら、バイキングの元を取りに行くみたいな話です。
先ほど説明した中に学生会費と後援会費という項目があったと思います。これ、ぱっと聞いた感じわけわかりませんよね。学生会費は学生会の予算に当たる部分で、例えば文化祭や部活動の予算に充てられます。後援会費は後援会の予算に当たる部分で、ざっくり言うと学生会費にプラスする形で、学生が何かしらの活動をする際にその一部を負担してくれるものです。
要するに、学生会費と後援会費は学生が何かしらの活動を学校を通して行わないと使えない金額です。他のお金に関しては学校に所属するために払う金額みたいなものでしたが、学生会費と後援会費については、それなりに活動しないと学校側から使ってもらえないのです。
じゃあどうするんだって話ですが、とりあえず部活に所属するのが手っ取り早いでしょう。これだけで学生会費を使ってもらえます。そしてできれば部活経由で成績を上げるといいでしょう。これで後援会費を使ってもらえます。
なんかこんな風に書くと「そんなこと考えて学生生活送るのかよ……」って引いている人多そうですね。ですがこのような生活を送れば、結果として学校側からの評価に繋がることも想像できると思います。卒業後に就職・進学をする際にはこの辺の評価の有無が結果として如実に現れてくるので、この考え方は私自身は結構まじめに話しています。
仲が良い友人が年明けるかどうかぐらいまで就職活動していたのが本当に見ていられなかったので。今の御時世、高専卒だからって簡単に就職できると思ったら全然違いますからね。
(番外編)アカデミック版は偉大
どんなものについてもですが、学生でいる間はできるだけ学生の特権を利用するべきです。私が特に推したいのは各高専の生協です。生協経由で本やCD、DVDを購入すると、もれなく10%オフです。
だいぶ昔書いた記事ですが、ひょっとしたらこの記事が助けになるかもしれません。生協のマダムに見られて恥ずかしくない本や漫画、CD、DVDなどは積極的に大学生協経由で買いましょう。
また、わざわざここで書く話でもないですが、アカデミック版のソフトウェアは安いのでガンガン利用して買っちゃえばいいと思います。
CINEMA 4D学生サイト | MAXONは、学生のクリエイティブを応援します。
有名な3DレンダリングソフトのCINEMA 4Dなんかはそもそも学生にはソフトを無料で提供しています。専門分野によって使用するものは違うでしょうが、他にもこういう例はあると思うので探すといいと思います。
おわりに
というわけで大体こんな感じで書いてみました。なんか後半脱線気味だったんですが、多少は高専でかかるお金の話と節約の話が書けたのかなと思っています。ちょっと長く書きすぎた感じがしますが(6000字越えてた)、参考になれば幸いです。
あと、私みたいに貧乏なのに高専でオタクに染まり上がると、凄い色んな物にお金使うようになって本当に悲惨になりますから、覚悟しておきましょう。間違ってもデレマスとかグラブルとか、アニメとか映画とか、なんかこう、そういうのに手を出さないようにしましょう。
明日は@Raryosuさんの「高専の魅力と不満」です。明日の更新来たらこの下にURL書いておきますね。(来てたので載っけときます)
肌寒い時期になりましたが、高専界隈の皆様は風邪をひいて体温を310.1500K超えないよう、どうかご自愛ください。それでは。
*1:マジで奨学金借りてて良かったわ……。詳細はこちらを。にわかPがシンデレラガールズ3rdライブ「シンデレラの舞踏会」初日に行って笑って泣いて最高だった話 - しがない学生の雑記
ガルパン劇場版はガルパンがガルパンしてガルパンする映画でした【感想記事】
こんばんは。まさかタイトルに同じ単語を4回書くことになるとは思いませんでした。
はい。ガルパンの劇場版見てきました。途中までネタバレなしで、後半はネタバレ有りで書いていきます。
本当に最高だった。もう、ガルパンがガルパンでガルパンしていた劇場版だった。要するに最高だった。、
— じゅうそう@舞踏会で燃え尽きた (@zyusou) 2015, 12月 3
観客を最高だったしか言えないbotにする程度に素晴らしい映画だったと思います。
まずいちばん最初にいいたいのは、(視聴環境にもよるけど)私達が見ていたガルパンは、ガルパンではなかったということです。映画館の音響設備で見るガルパンは、今まで持て余していたポテンシャルを完全に開放しており、もはや我々が見ていたTV版ガルパンを超えた何かになっています。いや、まぁ何かって言ってもガルパンなんだけど、違うんだよ。
もうわかると思うんだけど、音が素晴らしい。お前らどこまでこだわってるんだってぐらいに音が最高。戦車の発砲音が劇場に最初に響いた瞬間のあの興奮といったら、もう、もう、たまらないです。腹の底まで響く音には感動すること間違いなしでしょう。好き。
履帯のキャタキャタという音、車体がガードレールと擦れる音、弾が地面・車体にあたった音、どれを聞いても「ありがとう……ありがとう……」と制作陣に感謝するレベルの臨場感、そしてそれが戦闘シーンでは立て続けに流れるわけです。もう、最高以外の何物でもない。
もちろん映像そのものについても相当なものでした。もともとガルパンは作画がものすごく綺麗で有名でしたけど、劇場版ともなるとさすがにクオリティが違う。キャラクターの表情の変化がものすごく細かく描かれていました。
複数回見る人間が続出しているというのは聞いていましたが、これはもう一回見に行かざるを得ません。来週中に絶対行きます。
ネタバレ無しで書けるのはだいたいこんな感じ。雑なまとめ方ですけど、とりあえず見ましょう。見てくださいお願いします。TV版を楽しめた人は絶対に楽しめます。
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ではこの辺からネタバレ有りで。
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あらすじはだいたいこんな感じ。
あたし、西住みほ!大洗女子学園に通う女子高生!
TVアニメ版では廃校の危機を救うために戦車道で全国大会で優勝したの!
でも廃校を取り消す約束をしていた文科省のクソ役人が「口約束は何にもならない」とかほざいてやっぱり廃校になることに!
私たちこれからどうなっちゃうの~!?
だいたいこんな感じでしたね。ぶっちゃけストーリーに関しては、TVアニメ版の後付って感じが否めませんでした。でも新作出してくれただけで本当に嬉しかった。映画館でガルパンが見れる幸せと言ったらもう。
それにしても文科省のクソ役人が本当にろくでなしのド畜生で酷かったですね。あと、本気モードになっていた会長がかっこよかった。
また、予告編では大洗で戦闘することを全面に押していましたが、実際始まってみると大洗での戦闘は前座でしかなく、最終的に大学選抜チームとの殲滅戦がメインの戦闘でした。
シリーズ中最強の敵と戦う展開、べたですがやっぱり最高の一言に尽きます。しかしいきなり今までのフラッグ戦から殲滅戦にルールが切り替わった時は絶望感が半端じゃなかったですね。30対8でしかも戦車そのものの性能差も歴然って、これでどうやって勝つんだって話です。
この辺り、今までのガルパンみたいにこのまま戦闘に入ってみぽりんの采配で大逆転するのかなぁと思ってたんですが、ここでまさかの歴代対戦校が加勢する展開。なんだこれ胸熱すぎる。いつからオールスター戦になったんだこの映画は。最高。
その後のミーティングシーン、見るからに個性がぶつかり合っていて思わず笑ってしまいました。そういえば本編中もくすっと来るところがかなりたくさんあって、劇場で笑いこらえるのに必死だったんですけど、個人的に一番笑ったのは「ちょうちょ」でしょうか。あれはずるい。
ミーティングの後戦闘に入っていくわけですが、知波単学園の成長やプラウダのかばい合い、サンダース(というよりアリサ)とグロリアーナの協同作戦とか、もう見どころしかなかった。
大学選抜チームとの戦闘はざっくり2つにわけられるんですが、その区切りと言える部分が例の600mmのカール自走臼砲の撃破。高台付近にいた戦車が軽く吹っ飛んでいたのもすごかったんですけど、そもそもこれ戦車の攻撃じゃねーだろ!どんだけ絶望させたいんだ制作陣は。さすがにこれ食らったらカーボンでも死んじゃうんじゃないの!?
この辺りの序盤の戦闘は「とにかくこの砲撃を何とかしないといけない」という、ものすごくわかりやすい対立構造になっていて、ある意味フラッグ戦みたいな形になっていました。制作陣が意図的にわかりやすくするためにやったのか、それとも単純にトンデモ兵器を登場させたかったのかわかりませんが、個人的にこの対立構造は、殲滅戦の中で何と戦うべきか明確になっていてとても見やすかったと思います。
倒し方も、いかにもガルパンしていてクールでしたね。飛んだ!Oh……あ、飛んだ!撃った!倒した!みたいな。
この間にも継続学園のメンバーがものすごい動きで敵戦車と大立ち回りを繰り広げていて、こちらはこちらで最高にかっこ良かった。一両であれだけの戦果を上げたのもかっこよかったですけど、能登さんがやる楽器弾くキャラとあのBGMの雰囲気がこれまた最高でした。次見るときはこの辺もう一回じっくり見たいですね。
ちなみに私はアニメ放送時からプラウダのメンバーがたまらなく好きだったんですが、まさか新キャラでクラーラさん出てくると思わなかったです。しかもノンナちゃんとロシア語で会話するとは。最高すぎるだろ。ツイッターでも見かけましたけど、日本の声優界にロシア語が使える女性声優が二人いることがまさかこんな効果を生み出すとは。というか、改めてロシア語のかっこよさに感化されてしまいました。
それと、カチューシャがなんだかんだ言いつつ仲間思いなところが好きでした。序盤からだいぶ好戦的で殺る気満々だったところを、クラーラとノンナがかばって撃破されていく中で、だんだん丸くなっていった感じがして。かわいいとかかっこいいとか言うより、ひたむきに頑張っている感じがすごい好感持てました。やっぱりプラウダのリーダーだけありますわ。
自走臼砲の撃破が終わると残存勢力全体で遊園地跡に立てこもって戦闘に入るわけですが、この地形の使い方も面白かった。
一番の貢献者はやっぱりアンツィオ高校のメンバーかな。この戦闘でカルロ・ベローチェ1両で来たら何もできないんじゃないかと思ったら、その軽さを活かしてジェットコースターのコースからGPS代わりに偵察をするとは。この辺がいかにもガルパンって感じがしていいなぁ。
その後挟み撃ちにされてものすごい勢いで降りてったりして、もうこれ吹っ飛んだら大変なんじゃないかと思うような動きしてましたよね。追ってくる大学選抜の戦車もすっごいガリガリ言わせながら進んできて、戦闘する前に戦車そのものがダメになるんじゃないかと思いましたけど。
そういえばカバさんチームがアンツィオのはったり(マカロニ作戦だっけ)をやっていましたけど、あれってそもそも遊園地という地形を利用することを考えていないとできなかったでしょうから、みぽりんは初期段階から遊園地を占拠する戦闘プランを考慮していたんでしょうね。
それとごく当たり前のように建物の中に突っ込んで戦闘するれおぽんチームは本当に男前だと思った。もともとTV版では昼飯の角度で「ここは通さん」と言わんばかりの動きを取って黒森峰を妨害していましたが、今回はどちらかと言うとガンガン動いて戦闘していましたね。
後半で敵に追いつけないから、エンジン改造できないならモーターで追いつこうってなんかボタン押してましたけど、そもそもこの発想がいい感じに頭のネジ外れているし、しかも途中で爆発しているし!若干愛すべきバカ枠に移行しつつある気がします。
愛すべきバカといえば、グロリアーナの新キャラであるローズヒップが良かったですね。グロリアーナの雰囲気というと、隊長であるダージリンさんの印象が強すぎて、冷静沈着なメンバーが多いものかと思っていたんですが、まさかこんなブイブイ言わせる感じのキャラがいたとは。
映画内では車体性能も活かして相当かっ飛ばしていて、見ていてすごく気持ちが良かったんですが、それをダージリンがたしなめている辺りが新鮮でした。というか、ダージリンが部下に対して言及するタイミングってアニメ本編でもかなり少なかったですよね。新キャラのおかげでキャラの新しい一面が見れるってのも劇場版ならではで大変素晴らしいと思います。
そして最終局面、後半はどんどんと敵大将である有里寿に撃破されまくっていて、その中でも相手戦車を倒して、最終的に西住姉妹と有里寿が2対1で戦闘するんですけど、これがまぁ狭いのによく動く。
最終的に戦闘している場所は、直径で戦車5台分ぐらい(目測だから微妙)の小さなエリアなんですけど、その中にある高台やトンネルを使って繰り広げられる戦車戦はまさしくシリーズの集大成と言ったところ。
西住姉妹が連携を取って戦闘しているのも相当にかっこよかったんですけど、敵の有里寿が西住姉妹に対してとても一両とは思えない動きで互角に立ち回っているのはまさしく圧巻。あんな可愛い顔してかっこ良すぎだろこの娘。
このあたりのカメラワークも本当にすごくって、単純に戦車後ろからの見下ろすTPS視点だけではなく、みぽりん本人の主観視点にシームレスに切り替わったり、そのまま戦車後方にむけて動いていったりと、とにかく動く、動く、動く。一挙手一投足がかっこよすぎて手に汗握ってしまいます。
最後の最後まで息を飲む戦闘で、結局手だけじゃなくて体中から汗かいちゃったんですけど、最終的にはお姉ちゃんに空砲で射撃してもらって戦車ごと突っ込んで撃つという、これまたぶっ飛んだ戦い方で決着がつきました。いかにもガルパンらしい決着のつき方でしたが、あのお姉ちゃんのなんとも言えない切なげな顔も良かったですね。あの状況であの勝負に出るみぽりんの度胸も相当なものですけど、アレって一歩間違えば4号が戦闘不能にもなりかねなかったわけで、だからこそのあの表情だったのかなぁなんて思っています。
そのあと少しは日常パートがあるのかなぁと思ったら、ほとんど無しでそのままエンドロールに突入。本当に戦闘シーン作るのにリソースを使いまくっていたんだなぁと思います。この辺りはブルーレイにOVAとして収録されることを期待したいです。
そんなわけで感想だかなんだかよくわからないものを書いてきました。
いやー、Twitterの反応でクオリティが凄いってことは想像していましたけど、まさかここまでやってくるとは思いませんでした。ファンの間で高くなっていたハードルを、飛び越えるというより履帯で踏み潰すようなクオリティの映画でした。もう一回見に行こう。ガルパン最高だ!本当にありがとう!ありがとう……!
シリーズ自体はスピンオフで漫画が出ていたり、そもそも世界観が広げやすかったりするので、次回作は比較的作りやすいと思うですよね。みぽりんたちの正史じゃなくてもいいので、願わくばぜひとも新作をお願いしたいところです。
ガールズ&パンツァー 劇場版 主題歌「piece of youth」
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ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! [Blu-ray]
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主題歌は帰宅中の電車で買って聞きました。てか劇場版のサントラもあるのか。また買うもの増えちゃったよ……。お金ください。
次回は先月のソシャゲの記事かくと思います。来週末まで時間がなさ気なので、更新は多少遅れるかもしれません。
にわかPがシンデレラガールズ3rdライブ「シンデレラの舞踏会」初日に行って笑って泣いて最高だった話
こんばんは。
タイトルの通り、アイドルマスターシンデレラガールズの3rdライブ、シンデレラの舞踏会に行ってきました。この記事はだいたいタイトルの通りの内容です。笑って泣いて最高だったんです。感想記事なので、参加レポとか、そういう類のものとは違うものだと思っていただければ幸いです。
なんでしょう、何から書けば良いのかわからないんですけど。
まず、私自身の話を少しだけ。ひとことで言うとにわかです。デレマス自体はサービス開始当初から遊んだり遊ばなかったりの繰り返しで、アニメは遅れながらも全部見て号泣するぐらい大好きなんですが、ライブやキャラクターの曲の知識は断片的なものしかありませんでした。シンデレラのライブはBlu-ray見たことがありませんし、そもそもライブそのものに参加したことがなく、今回が人生初めてのライブでした。
そんな私が、なんとなくで一般抽選に応募して、なんとなくで当選して手に入れてしまった舞踏会のチケット。
正直なところ、自分のような人間が行ったところで楽しめるのか不安でした。コールに関する知識も殆どありませんし、サイリウムなんて振ったことありません。アイドルのライブに関する作法なんて微塵も知らない人間が、良く言えば高尚な、悪く言えば少し面倒くさそうな場所に行って良いのか結構迷ってたんです。
でも、やっぱり気にはなってしまって。こんな機会がまた来るかわからないし、やっぱりデレマスは好き*1だし、行かずに後悔するのも嫌だったので、定期試験前の土日を消費して*21泊3日で、それなりにキツい日程で行ってきました。
もう分かりきった話なんですけど、これがたまらなく楽しかった。
自分が大好きなアイドルたちの曲を、プロデューサーたちと一緒に聞いて、飛んで、叫んで。それがこんなに楽しいものだったなんて思ってもいませんでした。
何事も経験とか世間では言われてますけど、それにしてはこの経験は中毒性が高すぎます。なんてことをしてくれたんだデレマス。ありがとう。死ぬまで感謝する。
そもそもの話なんですが、私はライブについてかなり懐疑的に思っていたところがありました。参加するためにBlu-rayを何枚も買っているのとか、冷静に見たら頭おかしいじゃないですか。一般抽選の時も、Twitterで落選した人達が阿鼻叫喚の様でしたし。その後も、チケットを譲ってくれる方を募集してる人は何回か見かけました。そこまでして行きたくなるライブって、一体どんなものなんだろうって思ってました。
でも、今ならその人達の気持ちが分かります。こんなの経験したら、他じゃ満足できなくなります。今すぐにでもあの瞬間に戻りたいぐらいに、楽しい時間だったんですよ。
こんなことばっかり書いていても需要がないと思うので、そろそろライブの内容について書いていこうと思います。詳細については既に上記したファミ通の記事が出ているで、個人的に印象的だった所について書きますね。
もうこれも色んな所で出ていてベタな話になっちゃうんでしょうけど、ニュージェネレーションズのミツボシ☆☆★は泣いた。本当に泣いてしまった。アニメ1クール目を見ていた人ならわかると思うんですが、原さんの「プロデューサー、私アイドル辞めなくてよかった!」でさめざめと泣いてしまいました。私もプロデューサー辞めなくてよかったよ!!
そしてコールの統一感がすごかった。
この動画、1stライブの時のモノだったんですけど、観客の中にいるとコールのボリュームがこれの10倍ぐらいで、みんなして飛んで叫んでます。観客数もこれの倍ぐらいはいたと思います。それぐらいの人数が一緒になって全力で叫んでました。
やっぱり「歓声」のところも最高だったんですけど、個人的にラストがすごくって。最後、私の記憶が正しければ、みんなで一緒に歌ってたんですよ。自然発生的にコールじゃなくて合唱になることがあるのにも驚きでしたけど、これだけの人数が一緒に歌って盛り上がっていることに鳥肌が止まりませんでした。
また私事なんですけど、いままでコールの存在って正直邪魔でしかないと思ってたんですよ。普通に聞きたいのに、なんでお前らの声があるんだ、みたいなことを思ってしまって。アニメのライブシーンで入ってくるコールも雑音にしか感じられなかったんです。
でも今回のライブを通して、ミツボシ☆☆★に限らず、あんずのうた、メルヘンチェンジなんかでコールをしていた時には、これはコールしちゃうよなぁ、しないなんて人生損だよなぁ*3とか考えながら叫んでました。
メルヘンチェンジに至っては、アニメと同じように最初みくにゃんの「ミンミンミン、ミンミンミン、ウーサミン」から始まったのに、本編みたいなしんみりした雰囲気が微塵もなくて、もう皆みくにゃんの声が聞こえた瞬間からやる気満々でサイリウム取り出して、「さぁ、こい、ウサミンこい、こい、きたああああああああああああああミンミンミン、ミンミンミン」みたいな、もう曲がはじまる前から会場全体のテンションの高鳴りが尋常じゃないんですよ。
皆が大好きだってわかっているからこそ感じられる一体感は、自分の中で今まで生きていて感じたことがない高揚感になっていました。この感じはライブ会場ならではなんじゃないでしょうか。
次に、笑った話をちょこっと。個人的にアスタリスクが大好きだったこともあって、ØωØver!!前のコントが最高でした。「じゃあ好きな食べ物を」って言った瞬間にプロデューサー全体が「あっ」と察したのが感じられて笑っちゃいました。案の定カレイの煮つけとハンバーグでモメるアスタリスクの2人。いいぞ、こういうのが見たかったんだこういうのが。最高すぎるだろこの2人の掛け合い。死ぬまで聞いてられる自信があるぞ。
あとは野球。もう演出が始まった瞬間からステージ上の空気が完全にライブじゃなかったです。スポットライトが2つだけポツーンと当たっていて何事かと思ったらモニターに野球中継のテロップがでてP一同が大爆笑。あれはあまりにも不意打ち過ぎると思う。しかもそこから打つし!ピッチャーの松嵜さん崩れ落ちるし!その後のMCでの「かわいさ要らない」とか、きらりが言ったらファンが卒倒しそう。
そうだ、武内Pのことを書いていませんでした。説明や注意事項を言う度にあのイケボで入ってくるんですが、もう声がイケメン過ぎて会場がどよめくどよめく。皆わかってるはずなのにイケメン過ぎて惚れていました。会場の何処かから「耳が妊娠する」って声が聞こえてきたのは私だけでしょうか。
また、はじまる前に熱血レポートとして武内くん本人が会場のプロデューサーにインタビューしているところは、まるでテレビ局の新人アナウンサーの初仕事を見ているかのような雰囲気でした。でも、プロデューサーとの掛け合いも完璧でしたし、場を一瞬で温めてくれました。やっぱりベテラン声優は格が違いますね。
そういえばちょこちょこ休憩でアイドルが出てきて喋ってたんですが(たしか蘭子、アーニャ、とときんだったと思う)、そのあたりも最高でしたね。蘭子が超法規的措置として熊本弁じゃなくなった瞬間のあの「あぁ^~」ってどよめきは今思い出しても頬が緩んでしまいます。とときんもお約束通り脱ぎ始めて武内Pに強制中断させられてましたし、っていうか武内Pそこ代わってくださいぃ。
あとは歌ですよ歌。ここまで一切していませんでした。今回のライブでは編成が結構変わっていて、着ていないメンバーの曲を他のメンバーが歌うのはもちろん、ソロでやる曲に他のメンバーが加わっていてかなり新鮮な感じでした。と言っても以前のライブ知らないからこういうことやってたのかもしれませんけど。
その中でもやっぱり最高だったのは-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律、ようするに蘭子のアニメ曲です。歌ったのは小梅役の桜咲千依さんと輝子役の松田颯水さん。モニターにこの2人の名前が出た時点で「どうなるんだこれ」とワクワクしていたんですが、颯水さんの歌い出しがあまりにもかっこ良すぎて会場がざわついてました。でも、あれはざわついて仕方ないと思う。だって本当にかっこよかったんだから。想像してくださいよ、きのこがあの感じで蘭子の曲歌うんですよ。そんなのかっこ良くないわけないじゃないですか。
そんでもってそっからちょこたんの歌ですよ。今までの曲が甘いというか、どちらかと言うと柔らかい雰囲気の曲だっただけに、聞いていてかなり新鮮でした。こういうのもあるのか。いや、アリです。絶対にアリ。この音源、ぜひとも何かの機会でCD化していただけないでしょうかね……。
もうごめんなさい、稚拙な文章だし内容も一部だし全然伝えられている気がしないんですが、全部を集約すると最高の二文字で完結します。なんかTwitterで参加したPたちが幼児化して最高しか言わなくなったってツイート見かけたんですけど、そんなこと言われたって最高なんだから仕方ないです。それも文字通りの最高、最も高い評価って意味での最高です。
デレマス3rd、休憩中。生きていてよかった。すごい。予想外のことが多すぎて,
— じゅうそう (@zyusou) 2015, 11月 28
でも結局一番印象的だったのはM@GICだったんですよ。今回M@GICは最後から2番目*4だったんですが、アンコール含めどの曲よりも感動していました。
MCで次はM@GICだって言われた瞬間のあのなんともいえない寂しい雰囲気。でも、それでもアニメ最終回のあのシーンが見れる(というよりも、あのシーンに参加できる)という期待感、高揚感は今までに味わったことがないものでした。最後だからこそ、今を思い切り楽しみたいって思っていました。
またdisるようで申し訳ないんですけど。本編でも「輝き」とか、「キラキラしていた」とか、そういうセリフがあったじゃないですか。どれもステージやアイドルってものの形容詞として使っていた言葉だと思うんですけど、そうは言っても言いすぎだと思ってたんですよ。
でもM@GICの間、アイドルたちを見ている間、本当に輝いて見えたんです。ステージも、アイドルも、プロデューサーも、サイリウムも、照明も、少し霞んだ空気でさえも、何もかもが、あの空間のすべてが輝いて見えて。その瞬間に、この景色は多分一生忘れないんだなって直感できました。
きっとアニメ本編でアイドルたちが見て憧れて目指していたものは、この瞬間にあったんだと思います。こんなキラキラしたアイドルになりたいんだって、だから彼女たちはあんなに努力して、がんばれたんだなって。
コールで叫ぶ歌詞がまたジーンと来て。「ずっと大好きな君と」「君と共に」ってコールしている時に今までの思い出が色々と蘇ってきちゃったんですよ。初めてログインしたころとか、自分が担当するアイドルに逢った時とか、イベントでヘマした時とか、課金して泣きそうになったり、ちょっとしたテキストがあまりにも可愛くて悶絶したり、そんなことしていたのが急に思い浮かんできて。
もちろんこれって、アイドルに対して大好きって意味もあるんだと思うんです。でも私にとってはもっと大きなくくりの意味だった気がして。
普段日常的に触れていたシンデレラガールズというコンテンツが、私はやっぱり、大好きで大好きで仕方がなかったんだってことを思い出させてくれたんです。
劇中の台詞じゃないですが、魔法がかかった瞬間が、アイドルに魔法にかけられた瞬間があったとしたら、まさにあの瞬間だったんじゃないかと思います。
デレマス3rdライブ初日終了。楽しかった。本当に楽しかった。
— じゅうそう (@zyusou) 2015, 11月 28
会場からでて、人混みの中で駅に向かったんですけど、周りのプロデューサーみんなが魔法にかけられてたように思えました。恍惚としたような、紅潮して、満足げに、そして「笑顔」で会場を後にするプロデューサーの面々を見て、何かにやにやしてしまう自分がいたりもして。みんなが楽しんでたんだってことが改めて実感できました。
日曜日の夜、家に帰ってノートパソコンでひたすらに文章を書いて改めて読み返しているんですけど、本当に楽しかったです。小学生というかもはや幼稚園生みたいな感想なんですけど、最高に楽しかったんですよ。もう、それが全て。凄いんだ。アイドルって、アイドルマスターって、シンデレラガールズって、最高なんだよ。
で、こんな記事でオチを作るのもおかしいのかもしれませんが。
初見:有料のガチャとか誰が引くんだよ 今:ウッ……ウッ……(白封筒が出るたびに悶絶) #お前ら自分のいる沼の初見と今現在の反応言ってみろよ
— じゅうそう (@zyusou) 2015, 11月 29
あああああああああああああああああああああああ莉嘉ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ pic.twitter.com/LoK4n2CXp6
— じゅうそう (@zyusou) 2015, 11月 29
担当アイドルの方から迎えにきてくれました。こんなんじゃプロデューサー失格ですね。気合入れて働きたいと思います。
あと、ブログのサムネイル用に、現場で取った写真を。
はぁ、やっぱり莉嘉ちゃんかわいい……。*5
次回以降もライブ参加したいです。ライブ行けなくても、LVだけでも行きたいです。さっきも書いたけど、こんなに楽しいこと知ってしまったら、他のものじゃ満足できない。
また、今回は全然プロデューサー間の交流にも参加しなかったんですが、次回以降は名刺とか刷って持って行きたいです。もしも見かけたら優しく見守ってあげてください。
ブログ自体の次回予告ですが、今回のライブに参加して得た知見を書いていきたいと思います。主に物販で並んでいる間とか、ライブ参加前、後の話なんかを書いて、私と同じように初めて参加しようか考えている人の負担とか不安を少しでも取り除ければと思っています。メモは溜まっているんですが、いかんせん定期試験があるので更新は今週末頃になると思います。
それではその時に。
「テキトー」が大嫌い
こんばんは。
今日はタイトルの通りの内容です。みなさんは「テキトー」という言葉、ご存知でしょうか。適当ではなくテキトーです。音は同じですが、意味は全く違います。まずは両者の違いから書いていきましょう。
まず適当について。これはそのままの、本来の適当です。goo辞書の内容を引用します。
1ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。「工場の建設に―な土地」「この仕事に―する人材」
2 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。「調味料を―に加える」「一日の―な仕事量」
3 やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。悪い意味で用いられる。「客を―にあしらう」「―な返事でごまかす」
3番は少し違いますが、私が言いたい適当はここで言う1番、2番です。適切な手段を取るとか、調度良い具合にやるとか、そういう意味です。
さて、問題のテキトーですが。実は先ほどの適当と意味自体は殆ど変わりません。使い方の問題です。使用例の最も単純なものはこれ。
「これ、テキトーにやっておいてください」
要するに、先ほどの引用部でいうところの1番と2番を、自分(あるいは自分を含んだ複数人のグループ)ではない誰かが判断する適当のことを、私はテキトーと言い換えています。
流石にこのままだとちょっとわかりづらいので、もう少し説明してみます。
先ほどの「これ、テキトーにやっておいてください」ですが、適当であるかどうかを判断するのは誰でしょうか。
なんとなくお分かりいただけるでしょうか。
そうです。このテキトーは、テキトーを言った人間が適当であるかどうかを判断するんです。もっと言うとこのテキトーには、「私が考える適当にお前が合わせてこいよ」という、どう考えても無理なことを要求するという意味があるのです。どうですか、もう不愉快極まりなく無いですか。
これが私、もう本当に嫌いです。評価する方法や条件も与えられないまま、私が考える適切なことを自分で考えてやってくれというのって、冷静に考えるとあまりに馬鹿げた依頼の仕方だと思うのです。
特に腹立たしいのは、テキトーにやっておいて → そうじゃないのコンボを決められた時です。頼まれた側の不愉快さと言ったらもうたまりません。それこそ、頼んだ側が適当な指示をすればこのような自体は避けられたはずです。にも関わらず、悪びれもせずに「なんでこんなことしたの?」とか言うんですよ。さすがに堪忍袋の緒が飛び散りますよね。
このテキトーを使う人間とは、一体どのような人間でしょうか。今考えただけですが、上司、教員、親、顧客などが使うイメージがあります。大体は目上のことが多い気がしますが、目上のはずなのにテキトーとか言っちゃうと総じて無能な感じ出てきます。
自分が有能だなんて思ったことはほとんどありませんが*1、少なくとも無能と思われないためには、こういう自分本位なことは言わないように気をつけたいですね。
調べたら高田純次が出てきてちょっと笑いました。この適当はいい加減な方の適当なので、今回扱ったのとは少し違うんですけどね。
*1:バグが取れた瞬間とか、自分が最高に優秀だと思ってしまいますけどね