Downwellについて感想
こんばんは。久しぶりにアプリ単体に感想記事書きます。
リリース前からだいぶ注目されていたので流石に遊ばないといけないなと思って購入したんですが、個人的には微妙な一本だったのでご紹介。たぶんSteam版で買ったらそれなりに楽しめると思う。そんな感じ。
凄いざっくりとゲーム内容を話すと、自動生成される地形の中でひたすら下へ落ちていくアクションゲーム。進むのではなく落ちるって所がポイント。要するに重力が効いてます。途中には休憩ポイントみたいなのがあって、お店があったり、武器があったりします。
良い点
先に良い点を。システム自体はかなり凝っているように思えます。特にゲームの要素が少ない割にいろんな役割を持っているところは面白いと思いました。
このゲーム、武器は主人公が履いている「ガンブーツ」なるもので、いろいろ種類があるんですよね。種類の切り替えは随時できるわけではなくて、途中の休憩ポイントでのみできるんですけど、切替時に体力回復とか弾倉の拡張とかも一緒にやるようになっていまして。
だから、例えば今自分がお気に入りでいい感じの武器を装備していたとしても、体力や弾倉の状況に応じて武器を切り替えざるを得ない場合があったり、それでも強行して先へ進んだり、要するに武器の切り替えのトレードオフが存在しているんですよ。この辺はなかなか凝ってるなぁと思いました。
もう1つ、このゲームにはジェムというものが存在します。これ、途中の休憩ポイントにあるお店で使うこともできるんですけど、一定時間内に一定数以上とると主人公の攻撃が強化される状態になるんですよ。要するに、ゲーム内通貨と主人公の強化要素が一緒になってるんですよね。
普通のゲームって、だいたい攻撃した回数とか攻撃のコンボとか、そういうので主人公を強化するんですけど、これは通貨と一緒にしているんですよね。こういうのって、例えばマリオでコイン集めたら1UP、みたいな、長期的な強化効果みたいなのはあったと思うんですけど、今回の場合はもっと短期的な強化になっているんですよ。だから、なかなかおもしろいなぁ、と。
あと、攻撃手段も結構凝ってまして。ガンブーツによる射撃だけが攻撃なのかと思ったら、実は敵を踏みつけるのも攻撃なんですよ。なので、ある程度の高さから一気に下へ落ちていって敵に当たった場合、普通だったらダメージ食らっちゃうところも敵を倒して何とかなっちゃうんです。その点、それなりに工夫はしてあるのかなと思いました。
だいたいこんなところでしょうか。あと、面の切り替えで主人公のアップグレードができるんですけど、その辺はそこまで面白いってもんでもないので割愛。気になる人はグーグル先生に聞いてください。
悪い点
それでは悪い点を。たった一点だけなんだけど、この一点のせいでとにかくこのアプリ嫌いなんだよね。しかもすごくわかりやすい部分。このゲーム、もうとにかく難しい。一回もクリア出来たことがないし、イケそうかな?って思えることすらない。めちゃくちゃ難しい。
その大きな原因は操作。このゲーム、とにかく操作が残念だと思います。
私はiOS版でプレイしているんですが、iPhoneを縦に持って、両手の親指を使って操作するんですよ。左手の親指が左右の操作、右がジャンプと射撃ですね。
で、さっきも言ったんですけど、このゲーム下に進むんですよ。要するに、自分の指で先が見えないという何ともお粗末な感じになっています。先が見えないので、理不尽に食らうダメージ量がもう半端じゃない。下手すりゃ最初の面で死にます。じゃあもう一回!みたいな気分になれないのはちょっとどうなのかなぁと思います。
もっと言うと、操作がうまくなっている感覚もないんですよね。ゲームってある程度やってるとユーザー側が慣れてきていろいろ試せるようになったりしてからが本番だと思うんですけど、そういうこと考える前に死ぬのでどうしようもないという。
そういう意味でも、iOS版よりSteam版の方が遊んだ印象がかなり良くなりそうな感じはします。それぐらいにiOS版の操作は微妙です。ぶっちゃけ個人的には購入はお勧めできません。
なんかこう、ドット使ったり8bitっぽい音楽だったり、それなりに高い難易度だったり、古き好きゲームを目指そうとしていた感じはするんで、そういうのが好きな人は良いのかもしれません。
まとめ
それなりに期待していた一本でしたが、期待を裏切られました。個々のゲームの要素は凄い良かったと思うだけに残念に思います。正直ここからアプデで良くなる可能性ってないと思うので(いくら悪くても、操作をまるまる変えるなんてことありえない)、なおさらもったいない感じがしますね。
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次回はゲーム以外でなんか書くと思います。それでは