急に時間に余裕が出来たので、前から見たかったアルペジオ見てきました。予告動画はこちら。
『劇場版蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC』特報 - YouTube
『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』予告編 - YouTube
私は知らなかったんですが、どうやらTVアニメシリーズの総集編を含めた前編(DC)と、完全新作の後編(Cadenza)の前後編だったみたいです。
私、完全にただの総集編に新作パートがちょろっと入ったぐらいだと思って見に行ったんですよ。だから、
生殺しされてるんです。もうなんか、辛い。なんであんな所で終わりにしちゃうかなぁ。本当に。
サンジゲンずるい!o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
いつもどおりまずはネタバレ無しで感想を。
まず、
TVシリーズ未視聴者にはオススメできません。圧倒的に戦闘描写が足りません。これで
アルペジオ見たっていうのはもったいなさすぎます。
TV版視聴済みで劇場版を見に行こうか迷っているって人にも、個人的には必ず見に行くべき!とは推せませんね。こんなもの生殺し以外の何者でもないですし、正直なところ、必ずしもアニメ版より大迫力だったとは言えないかなぁ、と。新作パートも正直、やってる時はキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!って感じだったんですけど、終わり方が終わり方だったので、正直見なくてもなぁ……って気がしてしまいます。その辺はネタバレになるのでまたあとで。
というわけで、私が言いたいこととしては、TV版を全部見て、後編のCadenzaを見に行こう!です。既に上映終わっているところもたくさんあるみたいですし、その間にTV版を全部見るのが良いかと思われます。私ももう一回見直す!
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ここから先、劇場版及びアニメ版のネタバレです。
未視聴の皆様はレッツブラウザバック!
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まず、内容。面白いよ。もとが面白いんだから、そりゃ面白いよ。総集編でもやっぱり面白い。ただ、既にTV版を2周している私としては、明らかに削り過ぎだなぁ、と。もう、戦闘シーンが足りないんです。
特にハルナ・キリシマ戦が一番残念だった。401が三笠を使う前の当たりの戦闘描写ががまるまるカットされているおかげで、三笠から魚雷が飛んでくる辺りがわけわからないし、何よりハルナが言葉を集めている描写が無いので、戦闘後の「後悔」のシーンの意味がすごい薄くなっちゃってるんですよね。このへんがちょっと残念でした。
あと、刑部邸の件ほぼ全カット、キリクマが急に出てくるし、急に仲間っぽくなっている。一応説明はあるんだけど、やっぱりその辺カットしちゃうのはどうなのよと思ってしまう。
他にも、BGM被るからって無理やり別ので差し替えてるのもちょっと残念だったなぁ。そこでその曲つかっちゃうのか?みたいなのが何回か。
まぁ新作パートが30分ぐらいあるとしたら、残りがだいたい60分ぐらい。TV版が全話で300分ぐらいですから大体5分の1にしなきゃいけないわけで。そう考えるとしかたないんだろうけれどもなぁ……。
もちろん、劇場版ということですから、デカい画面と最高の音響で見ることができるのは素晴らしいと思いました。
魚雷発射音で飯が食えるレベル。素晴らしい。最終回仕様の
コンゴウの超重力砲とか、すげぇよあれ。大画面で見ると絶望感がすごかった。これといまから戦闘するの?勝ち目無いじゃん!みたいな。
何気に、タカオが
イオナを探しに行く→タカオと
イオナが融合して浮上の一連のシーンはほとんど出してくれたのは良かった。浮上シーンはTV版でも十分に良かったと思うんだけど、劇場版だと本当に美しいの一言に尽きる。太陽をバックに水面に出てくる新仕様の401。船体が水面にあたるときの水しぶきと音響の響き方。たまらんね。これぞ映画である。
でも、できることなら劇場でTV版見たかったなぁというのが正直な感想。せっかくの戦闘シーンがなぁ……本当にここだけは悔やまれる。
で、新規パート。なるほど、確かに新規パートだ、といった感じ。初っ端からちょっと鳥肌立ったもん。いきなりアメリカ海軍の霧に対する振動弾頭の実験とか、最高に昂ぶらせてくれる映像だよ。
そのあとの401が402のコア探しに行くのとか、直前の様子見た後だと胸熱なんてもんじゃ無いですよ。総集編でほかと比べてやたら長く取り上げていたと思ったら伏線だったのか!と。素晴らしい。
あと、何気にタカオと日向の水着姿が色々と高ぶりました。あれはけしからん。狙ってやってんだろうけど、本当にけしからん。タカオに関しては、TV版の水着よりも劇場版の水着のほうがなんかこう、エロいというか、白い感じが眩しい。
ちょっと話離れるんですけど、久しぶりに見直したら
タカオくっそかわいいのな。本当にかわいいの。ところどころ
ポンコツ臭がするけど、群像に一途な辺りとかなんかいいよなぁ、と。故にあの浮上シーンが感慨深くなるわけだけども。
ハルナ、キリシマ、蒔絵の3人組も仲良さそうで楽しげでしたね。ハルナのリボンが変わっていたり、しれっと蒔絵はポニーテールだったりとで色々変わっていたのも個人的には結構好きでした。笑顔のわりに「地下に潜る」とか、結構物騒なこと言ってるのも笑っちゃいました。あのあとどうなるのか非常に気になる。
で、本題です。新作パートのいいところと言ったら、なんといっても霧の生徒会会長ヒエイ達との戦闘だよね。新BGMといい、ヒエイのキャラクターといい、新鮮でよかったです。なんというか、劇場版用に本気で作ってる感じがしました。
あのいままでの戦術が通じない辺りとか、凄く良かったです。群像さんが有能すぎて全然苦戦しているイメージがなかったので、たまには追い詰められるのもいいなぁ、と。
で、こっから先は映画見終わった後のメモをそのまま載っけるんですけど。
説教終わってもう一戦行くのか?と思ったらあれ?戦闘終わり?え?武蔵だって!超かわいいの!なにあれ!くぎゅううううううううう
で親父!親父でてきた!なにそれ!おかしいよねそれ!
だいたいオープニングのあれなんだよ!なんも説明しなかったぞ!どういうことだおい!最後まで説明無しかよ!それでいいの?
サンジゲンそれでいいの?
結局生殺しじゃん!なにそれぇ!なにそれぇ!それ!もう10月になってください!
はい。こんな感じでした。武蔵が深海で見つかった今日、まさかアルペジオの方でもムサシを見るなんて思いもしなかったです。やはり釘宮ボイスは素晴らしい。
そもそも群像の過去ってほとんどTV本編で出てこなかった部分だったので、おそらく後編で両親との関係とかが出てくると思います。ちなみに、墓地のあたりでの回想辺りでちらっとそのへんがフラッシュバックしていました。この辺りは後編で重要な役割を担うと思うのでとても楽しみ。
で、終わり方は本当にそれで終わり?みたいな(´・ω・`)戦闘も中途半端で終わっちゃうしさ。エンディング後もなんか映像あるかと思ったら予告編だしさ。
もうなんか、なんなんねんこれ。みたいな感じでした。だから手放しで絶賛したくないです。好きっちゃ好きだけど、やっぱり後編を見ないことには何も言えないな。
後編に期待することについては、自分の思考整理も兼ねてそのうち別記事で書くかも知れません。まぁ、そのうち。とりあえず、TVシリーズもう一回見直そうと思います。
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