しがない学生の雑記

吐けども吐けども毒を吐く。

現役高専5年生として、高専の学費について書いてみる

こんばんは。

 

「生まれながらの差別」に鈍感な日本社会 - 「自分の子どもさえ良ければ」を乗り越えられるか

 

こんな記事を見かけました。そういえば学費の話を前回は一切書いていなかったので、今回は現役高専5年生として、学費について適当に書いてみたいと思います。私の家庭環境を考慮すると、結構ためになる情報かもしれません。

 

ちなみに前回の記事はこちら。合わせてどうぞ。

現役高専5年生として、高専のメリット、デメリットを書いてみる

 

 

 

まず私が通学している高専は国立の高専です。意外と知られていませんが、国立だけではなく公立、私立の高専は存在します。そちらの方はおそらく学費に関して全然違うと思うので、その場合はおそらく参考になりません。各高専の学生課かに連絡してください。

で、まず我が家が毎年いくら学費を払っているか、ですが。

端的にいうと、私は無料で高専に通っています。学費全額免除されています。本気でありがたいです。

 

当然免除されるには条件があります。とはいえ、この条件は各国立高専によってかなり違うそうなので、やはり各高専に問い合わせたほうが早いかもしれません。そもそも条件は教えてくれない可能性もありますが。

ちなみにわたしがこれから書く条件は、風のうわさで聞いたものです。さすがに高専に5年もいればいろいろ聞こえてきますからね。

 

まず我が家は母子家庭です。しかも収入は年間で150万円程度の家庭です。おそらくこれぐらいの収入の場合は全額免除になると思います。ちなみに半額免除の学生もいると聞いたことがあります。この辺は詳しく知りませんが、そういう学生も居るということはそこそこ幅があって免除してくれるということでしょう。

 

それと、成績が関わってきます。自慢じゃないですが、と書くと自慢に聞こえるので嫌なので、自慢ですが、私は高専での成績は今まで常に学科5位以内でした。これぐらいだと確実に免除してくれるみたいです。噂だと上位40%以内だとOKらしいです。

 

それとちょっとした知識。公立の高校生は学費が無料ですよね。実は高専3年生までは高校3年生と同じ分だけ学費が安くなります。これは成績、収入関係なく安くなります。嬉しいですね。

 

こんなもんでしょうか。

 

要するに、国立の高専の学費は、確かに普通高校よりも高いですが、収入、成績によっては無料になる可能性があります。

 

もしも「学費が高いのが嫌で行くのを躊躇している」という熱意のある学生がいる場合は、あきらめないでください。入ってみればなんとかなるかもしれません。

 

それでは ノシ