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しがない学生の雑記

吐けども吐けども毒を吐く。

劇場版SAO オーディナリー・スケールを見てきた感想(ネタバレ極小)&その帰りに受けた精神的ダメージについて

耐えられなかった.耐えられなかったんです.ブログの更新を止めて研究と就活に専念するつもりでしたし,実際ここ1ヶ月ほどかなり作業に取り組む事ができて良かったと思っています.でも映画が見たくなって,見に行ったら,書かないと辛くなってきちゃって.そんなわけで,今回だけちょろっと書きます.ちょろっとだけな!といいつつ既にこの記事書くのに2日かかってるからな!ヤバいぞ!就活も研究も頑張るぞ!

 

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sao-movie.net

 

 

 

今回はネタバレ極小で書いていきます.ネタバレっていっても,まぁアニメ版見ていた人なら分かる「いつもの」があることを示しているだけなので,アニメ1期2期をご覧になったことがある方々は基本的にこの記事を読んでもそんなに問題ないかと思います.

 

まずこれまでと大きく異なる点として,今回のSAOはVRじゃなくてARゲームを題材にしています.街中でゲームの戦闘なんてやってたら痛々しいよなとは誰もが思うところだと思うんですが,少なくとも劇中の映像はぶっちゃけVRだった1期2期とほぼ同じ.背景が現実からファンタジー世界っぽくなる演出が存在しているぐらいで,後は特に差分はない感じでした.ので,アニメが好きだった人は安心して見られると思います.

で,いつも通り最初は作品をちょっとdisるんですけど.ぶっちゃけ,肝心のお話はARでなければいけない要素があまり良くわかりませんでした.外伝的にやりやすかったからARを選んだというのはしっくり来る程度です.多分題材選択もその程度の理由だったんじゃないでしょうか.あとは流行りだからとかかな?

まぁ何はともあれ,お話そのものは先述の通りいつもの感じです.相変わらず作中のゲームである「ソードアート・オンライン」が関わってくる形で事件が起きて,あぁ,はい,はい,知ってるって感じ.それに申し訳程度のAR要素が含まれるぐらい.ただ,その分お話そのものに安定感はあるし,すんなり入ってくるところはあるので,その辺は決して悪いことばかりというわけでもありません.

 

もう少しdisる部分があるとするならば,技術的な言葉の選び方が結構怪しげでした.わりと序盤でディープラーニングがでてきたりするんですけど,お前それディープラーニングでやる必要性無いだろってお話が出ていましたし,後半は後半でディープラーニングが万能かのように扱われていました.この辺ちゃんと考証している人いるんでしょうか…….

あと,AIというか人工知能に関する部分はほんともやもやするというか,自分の中の人工知能警察がでしゃばりたくなる場面が多々ありました.川原先生はなんとなくそれが分かった上で書いていそうな感じがして,それが返って質が悪い気がしました.

 

 

さて,いつも通り一通りdisったのでそろそろ褒めたいと思うんですが.上記の通りツッコミどころ満載でしたし,お話自体もまぁ,2時間でまとめるとしたらだいたいこんなもんだよなぐらいでしたけど,それ以外は素直に良かったと思っています.

 

まず,相変わらずSAOはキャラクターの立て方が上手い.ほんとこの点に関してはいつどんなときでも安定感抜群で素晴らしいとしか言いようがないです.

新キャラのユナとエイジもキャラ立ってました.ネタバレになるのであんまり書きませんけど,エイジはSAOらしい悪役でしたほんと.これ以上書きませんけど.後半でやっぱりSAOだこれ!と納得の展開.SAOの悪役だからこうなるのは必然ですよね.

また,その中でも大小あるとは言えちゃんと既存キャラを使っているあたりが憎いと思いました.これもネタバレなので書きませんけど,肝心の場面で私の大好きなあのキャラが出てきてちょっと泣きそうになっていました.あの部分はほんとスタッフに感謝したい.

 

それと,基本的に私はSAOという作品は,キリトとアスナがイチャイチャしてるのを見るためだけに存在するアニメだと思っているんですが,その点凄いですよ今回は.期待を裏切らない熱さ.アニメ1期のあの別荘での例のアレを見た時も私はほあああああってのたうちまわっていましたけど,今回もまぁ,まぁ,まぁ.

いざスクリーンでデカデカとイチャイチャされるとね,なんかもう,ほあああああああってなります.私顔真っ赤になりながらほあああああって叫ぶの我慢してましたからね.何なんだよお前らチュッチュし始めて.愛し合っててよかったなほんとバーカバーカ.羨ましい…….私も愛されたい…….

私は今回の映画の見どころの一つとしてこのイチャラブシーンを挙げたいですね.何行ってんだと思うかもしれませんけど,強烈な刺激ですよ.日常的に恋愛映画を見てこなかったオタクたちがあのシーン見たら卒倒しますよほんと.デカいスクリーン全体が,目の前が全部カップルのラブシーンだからなお前ら.目と耳から入る情報が本当に全部カップルのラブシーンなんだぞ.おかしいだろほんと.でもあの2人だとお幸せにどうぞってなるから不思議.

 私はSAOというシリーズはヒロインが明確に一人存在しているから好きなんですよ.私が好き“だった”作品のどっかのプリン頭と違ってちゃんと一人だけ付き合ってる,というよりもう結婚している相手がいるとすごく見やすい.ここが好きでSAO見ているって人はそんなにいないかもしれないですけど,この点は今回も全くぶれていなくって最高です.これ目当てなら間違いなく劇場に行くべき.全編通してずっとそんな感じなので.ほんとお前ら幸せにな.

 

 

そしてSAOといえば時々挟まる圧倒的作画による戦闘シーンなんですが,今回は劇場版だけあって後半の戦闘シーンがすんごい出来でした.鳥肌立ちっぱなし.一昔前のセル画で作成されたような戦闘シーンあると思うんですが,あれにも一切引けを取らないように動く動く,とにかく動く.瞬きすら惜しいぐらいの迫力でした.

正直あれ見ちゃうと,さっきdisったような部分どうでも良くなっちゃいますね.逆に言うとこれがあったから元取れたような感じ.一見の価値はあるかと思います.

 

 

というわけで,SAOの感想記事でした.これまでSAOを見ていて好きだった人はそれなりに満足して帰れるような出来だったと思うので,興味ある人は見に行きましょう.

 

 

 

そういえばあんまり書いていませんでしたが,電子の歌姫として劇中で歌っていたユナの歌はかなり良かったです.劇中ではあんまり活かせていない感じがありましたが,やはりCV神田沙也加というだけあって,伸びのある声が大変心地よいです.梶浦さんが作詞作曲したのもあったりします.興味ある方はぜひ.

 

 

さて,ここからは完全に余談です.タイトルに書いている精神的ダメージの部分です.わざわざこの記事に書きたいのは,SAO本編とも若干関連があるからなんですけどね.

 

やはりこう.キリトとアスナが最後までイチャイチャしたのを見て終わって,あぁ,いいなぁ,バカップル最高かよ……幸せにな……みたいな気分でこう,それなりの満足感を持って私は映画館を出てエスカレーターを降りていたんですよ.

そしたらね,前に男女のカップルらしき2人が乗っていてですね.ほうほう,この人達はどんな映画見たんだろうな,なんて思っていたら,次の瞬間,こいつら,当たり前のようにキスしやがったんです.

わかりますか.路上ではないですがキスでキス.公衆の面前で酔っ払ってもいないであろう男女がまだ外が明るいうちからキスしてるんですよ.もうね.なんなんだと.しかもエスカレーターの段差を使って身長差を吸収させた上でチュッチュしてるんですよ.

 

もう,ね.お前,お前ら何なんだよほんと.作中でいちゃいちゃした主人公見て「いいな……」って思っていたけど,でも私は心の何処かで,アレは現実じゃないからって,それこそ仮想現実だからって,そんなことを考えて私は少しホッとしているんですよ.現実まで見る必要はないわけですよ,アニメを見ている間は.

それがね,あんたらが目の前でふつーに,数秒じゃなくて十数秒キスしているのを見てね,私は現実で見させられたんですよ.見たくもない現実を,少なからず現実逃避していたところを直視しなさいと,このリアルバカップルに仕向けられたんです.

何なんでしょうかねほんと.苦しい.自分が無意識に狭めていた現実を拡張された気分でした.なるほど,これがARですか.こんなARなら要らないです.私は私の現実のなかで強く生きていきたいです.恋愛できない自分なんて見たくもないですほんと…….

 

……はぁ.バカップルほんとなんなんだよマジ…….お前らにはキリトとアスナみたいに末永く爆発しなさいなんて優しい言葉は絶対にかけないからな.次に買ったポテトチップスを開けるのに失敗して床にポテチが散らばる呪いをかけてやるぞ.絶対許さないからな.

 

ちなみにこの後,電車で家に帰りながらちょっと泣いちゃいましたからね.何なんだろうって.愛されたい.私も愛されたい.愛したい.急にどうなってんだほんと.びっくりですよ.御社の内定もほしいけど幸せな人生の内定も欲しくなるよほんと.欲張りですか私は.いま文章化していて訳わかりませんけど.ほんとつらい.とりあえず,つらい.

私のところにアスナは来てくれませんが,代わりにお祈りメールはたくさんやってきます.良いですよ.僕は独り身ですけど,御社に見放されてますけど,ちゃんと就職してちゃんと結果残して,ちゃんと幸せな人生おくりますからねっていまキーボードから打っていて全然その気になれねぇ…….会社で働く自分は想像できるけど,家庭を築けるのは想像できない……うぐぐ……やはり現実を見たくない…….

 

なんだか締まりが悪い感じですが,いつものブログっぽい感じが出ていると思うので今日はこのあたりで終了です.余談はさておき,劇場版SAOはファンならそれなりに楽しめると思いますので,ぜひとも行ってみてはいかがでしょうか?ただし帰り道で現実のバカップルに遭遇しても本ブログは責任を負いかねますのでご了承下さい.

 

 

あと,以前の記事でも書いていたと思うんですけど,私は直葉が一番好きです.うちの妹と替えてくれないかなぁ…….