ABZÛを遊びました
研究室でエントリーシート書きながらGame Awards2016の中継を見ていました.
最近買って猛烈にオモシロイと思っていたOverwatchがGOTYに選ばれていてなにか鼻高々でしたし,小島監督が今年は出席してトロフィー受け取っていてうるっと来てましたし,見どころ盛りだくさんで超楽しかったんですが,その中で気になっていたものが.
Best NarrativeにノミネートされていたABZÛ.風ノ旅ビトを作ったスタッフが作ったとか言うので,こいつは遊んでみたいと思い昨日購入.そのままクリアしました.時間にしておよそ2時間ほど(正確には108分).なので雑な感想を書いておきます.あと,Ûって打つの面倒なので,以降はABZUとします.
今回セールで半額で買ったので1000円しませんでしたけど,個人的にはこのお値段で買って贔屓目で見てちょうどよいぐらいでした.正直正規価格で買うのはちょっと高すぎる感じ.その辺についてはいまから書いてきます.
まず,まぁどうしても仕方がないんだけど,比較対象として風ノ旅ビトが出てきてしまうんですけどね(風ノ旅ビトの詳細は過去記事でネタバレ混じりで説明しているのでそちらをご参照ください)
ABZUをネタバレしないようにざっくり言ってしまうと,風ノ旅ビトで一番感動できたあの要素を抜いて, その分全体の体験を数倍よくしたようなゲーム.映像美と言う意味では風ノ旅ビトを遥かに凌駕しています.陽の光が差す海中,揺れる海藻,泳ぐ魚,どれをとっても美しい.なにか色彩の暴力と言わんばかりの美しさ.ひたすらそういうのを見て,ほへぇとか,ほぉおとか言ってるのを楽しむゲームです.こういうのを楽しめないとちょっとつらいかも.
個人的にほほう,と思ったのは,このゲーム,大きめの海中生物なら,一緒に泳げるんですよ.イルカの背びれ持って海中を自由自在に泳げるんですよ.チュートリアルの最初の部分でもう,テンションマックスですよね.はぁ~お前こんなことできるようにしたのかぁ~,みたいな.クジラとか,トレーラー出てますけど,凄いっすよ.後半のクジラ乗った時とかもう感動モノですからね.うひょおってなります.
ただ,やはりプレイする絵本,という感想が一番に出てきてしまっていて.ゲーム自体が面白いかと言ったらお世辞にも面白いと言える内容ではないですし,内容自体も示唆に富んでいるかというとそうでもないし,一回遊んだらそれで終わりかなぁ,という感じ.一応やりこみ要素っぽいものはあるんですけど,あくまで,一応,という感じでやる気になれません.
とは言え,これほどきれいなゲームを遊ばずにいるというのもそれはそれで損している気もするので,トレーラー見てビビっと来た人は購入してもいいと思います.ただ,やっぱり定価で購入するのはおすすめできません.
今週はGame Awordsノミネート作品,受賞作品は軒並みセールやっているので,今のうちに買っておこうかなと考えています.BF1とかタイタンフォール2とか遊びたかったんだけど,如何せん高くって.多分今のお値段が半年先ぐらいまでの最安値だろうから,まぁ買っておいて損はないかと.積まなければ.