基本情報技術者試験に一ヶ月勉強して一発合格したので、勉強法とか使った本とか書いておきます
こんばんは。
昨日合格発表していた基本情報技術者(以降、FEとします)ですが、今更ながら確認してきました。画像の通り合格です。実質一発合格なので本当にうれしかった(*´∀`*)(前回はサボったので)
今後受験する方々のためになると思うので、合格する時に使った書籍やサイト、勉強した方法等を書いておきたいと思います。参考になれば幸い。
勉強方法
今回の受験目標は、最低でも午前だけは合格し、あわよくば一発合格することでした。合格率の低さを見るとやっぱりビビっちゃいますよ(^_^;)そんなわけで、ココで書いた内容は午前を重視した勉強方法になっています。どうかご了承ください。
それでは午前午後それぞれについて書いていきます。
午前対策
午前の対策についてですが、とにかく過去問を解く、これだけです。解いて解いて解きまくりました。
当然ではありますが、過去問は新しいものからだんだん古いものへと解く範囲を広げていきました。後述する基本情報技術者試験ドットコムは、出題する過去問を自分で選択することができるので、適宜選択して解くと良いと思います。
午後対策
さて、みなさんが恐らく困っているであろう午後問題です。午後問題については午前が大丈夫かなぁと思ったぐらいから勉強し始めたので、実質2週間と半分ぐらいしか勉強していません。
まず過去問についてですが、過去問題集の午後問題を4回分解きました。流石にそれだけだとちょっと勉強不足だと思ったので、昔買ったC言語のアルゴリズムとデータ構造の本を引っ張りだして読んでいました。
午後問題については、いくつかの問題分野にしぼって勉強するほうがいいという人がいますが、私はこの考えには賛成しかねます。だってどう考えても、特定の問題分野がずっと簡単である、なんてことは言えませんもの。
どの問題分野についてもある程度勉強をしておいて、なんとなーく問題の解き方を覚えておくほうがいいと思います。少しかっこつけて言うならば、キレるカードは多いほうがいいに決まっています。
特にサービスマネジメントとか、プロジェクトマネジメントとか、SQLとかは、文章さえしっかり読めれば基本的な計算・パズルの問題ですから、勉強しておいたほうが良いとおもいます。
また、過去問を解く時は必ず紙に書いて勉強していました。これは要するに、試験の状況と同じ状態で解く必要があるってことです。特にアルゴリズムや各プログラミング言語の問題については、その場でソースコードを読んで問題に答える必要がありますから、如何にそれらを速く読み解くかが合格への鍵になるわけです。
なので、情報の整理をする練習として、アルゴリズムなら擬似言語の何行目から何行目はこういう処理をしているとか、条件文が選択肢だった場合はそれを実際に紙に書いてみるとか、なんなら一回紙に書いてデバッグしてみるとか、そういう作業を繰り返すとよいと思います。
私自身、これを繰り返していたことで解くのが速くなっているのが実感出来ましたし、やたら長い問題が出てもそれを噛み砕くのが楽になりました。
使った本
午前対策
使った本はこの二冊でした。
平成26年度【秋期】 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
- 作者: 山本三雄
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: 大型本
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本の使い方としては、キタミ式を一週間ぐらいで読みきって、その後すぐに過去問題集を解く、といった感じ。
キタミ式はイラストがいっぱい入っていてとても分かりやすいのですが、ここ数年の過去問に出てきている内容が全て含まれているかというとちょっと微妙。個人的な意見ですが、これ一冊だけで受かるとは思えません。
しかし過去問で分からない問題があった時、知らない単語が出てきた時の副読本としてはかなり優秀だと思います。また、読むだけでもざっくりと知識をつけることができると思うので、最初に読んでから過去問題集に入るとスムーズに勉強できると思います。
もう片方のパーフェクトラーニング過去問題集についてですが、これは本当に勉強しやすい一冊でした。午前問題については、複数の小問と回答解説が全て見開きに収まっているので、いちいち後ろのほうを見たり別冊子を見たりする必要がないのです。
解説も問題の正答についてのみ解説しておらず、選択肢の別の問題についても解説されているので安心です。強いて文句をいうなら、午後問題の解説を丁寧にしたかったのか、矢印だらけになってグチャグチャになっていて分かりづらいところがあることでしょうか。
午後対策
過去問については午前と同様にパーフェクトラーニング過去問題集ですが、それ以外となると大体この2冊かなぁと。
前者については私物で持っていたので使ったという程度です。アルゴリズムに関して少しずつ噛み砕いて説明してくれる良い本なので、C言語の勉強として使うのもいいと思います。
後者は恐らく貴重であろう、擬似言語でアルゴリズムを説明した本です。単純に擬似言語になれることを目的として読みました。既にソーティングアルゴリズム等について知識がある方は、これで擬似言語の読み方になれておくと良いと思います。
使ったサイト
このサイト使いました。
使用方法も至って簡単。とにかく過去問を解きまくります。本で勉強するのとは別に、このサイトだけで一日50問解くことを目標に毎日使っていました。
このサイトも、正答以外の選択肢について解説してくれるので、勉強が捗ると思います。
「Webブラウザで気軽に学ぶ実践SQL講座」最新記事一覧 - ITmedia Keywords
SQLの勉強についてはこの連載を使いました。一日かる~く勉強するだけでもだいぶSQLに対する意識が変わったのでお勧めです。SQL自体は午前問題でも出題されることがありますし、やっておいて損はないと思います。
おわりに
というわけで、基本情報技術者試験について色々書いてみました。このページが役に立っていたなら幸いです。ここだけの話、勉強時間がしっかり確保できたから1ヶ月だけ勉強して合格できた気がします。これから勉強をはじめようとお考えの方は、今すぐにでも勉強を始めたほうがいいです。
追伸(2015年12月18日)
siganaitohoho.hatenablog.jp
秋季試験で応用情報技術者についても合格したので記事書きました.正直なところ,基礎的な知識がある人なら基本情報を飛ばして応用情報を受けても問題ない気がしました.参考程度にどうぞ.